ジンギスカン料理は好きです。
ラム肉は独特の香りがありますけど、タレに付けて食べるので気になりません。
夏のビールとジンギスカン料理は最高です。
何だか元気が出る気がします(実際に元気が出ます)
それは兎も角、ジンギスカン鍋の修理の依頼が来ました。
何かアクシデントがあって取手が折れてしまったそうです。

こんな感じです。
取手部分が下になって落下したのだと思います。
結構な重さですので、怪我をされていない点ではラッキーでした。

ポッキリと折れています。
くっつけやすそうだからと言って、協力接着剤とかはお勧めしません。
重量もそうですけど、熱が加わる部分ですから接着剤の成分も変化して取れやすくなります。
しかも、溶接の時には接着剤の成分が残っているとブローホールが出来る可能性があります。

取り敢えず仮付けします。
ピッタンコです。
この状態で位置を出してから「開先」を取ります。
開先を取っているうちに溶接が取れてしまうと面倒なことになるので、そこはしっかり留めます。

開先を取った状態で写真を撮るのを忘れたのでそこの工程がありません
ニッケルの含有量が多いTig棒ですので銀色になります。
基本は本体の希釈を少なくするという点です。

完成です。
余程の衝撃が無い限りは取れたりはしません。
また楽しい食卓を囲めますように。