私は写真を撮るのが好きです。
何でも撮ります。
飛行機も花も景色もポートレートも。
もちろん出荷した製品も撮ります。
撮るということが楽しいということもありますが、実は別な理由があるのです。
記憶するのが苦手(実際は思い出せない)なので、記憶に付箋(画像データ)を付けているのです。
画像データが有れば記憶とくっつけることが出来ます。
そうすることで記憶の呼び出しがかなりスムーズになるのです。
会話もそうです。
話をするのはとても好きですけど、自分の記憶から話し出すことはあまり有りません。
基本的には相手の話に乗っかります。
その後、自分の記憶も段々と引き出されてきますので会話はかなり成立してきますし、大きく展開することがあります。
コミュニケーション能力が高いと評価されることが時々ありますが、実は相手の話に自分の記憶(後から出てくる)を合わせて会話をしているだけです。
もちろん思い出せない記憶が有りますので、時々頓珍漢(トンチンカンは鍛冶屋用語)な会話になる時があります。
デジタル時代になってからはこの部分がとてもやり易くなりました。
タブレットを持ち歩き、そこに画像データを沢山入れておくと、会話のきっかけが楽ちんです(フィルムもスキャンしてデジタルデータにしています)。
とても便利な時代になったと思っています。
こちらの脳みそがボケても、デジタルデータはボケませんから。