今年もヤモリの季節がやってきました。
正確にはゴールデンウイークあたりからチラホラ出没します。
前回のブログの「飛ぶ・・・」に続き、「登る・・・」です。
この能力も地味にすごいです、ガラス面を登れるってどういうことでしょうか。
サイエンス番組、生物関連番組が好きなので、その仕組みは何となくわかりますけど、例えばそのような手袋と靴が開発されて(あ、何かの映画で観た気がする)高層ビルの壁を登ることが出来たとして、平常心で登ることが出来るだろうか・・・と考えてしまう。
「手袋が脱げてしまったらどうしよう・・・」「途中で体力の限界が来てしまい、登ることも降りることも出来なくなったらどうしよう・・・」となるに決まっている。
しかしヤモリは躊躇していない。
すごいことに獲物を見つけると垂直なガラス面にも拘わらず走ったりする。
「もしかしたら・・・」なんて考えていない。
私なんか、永年歩いてきているのに、走り出すだなんて最近は考えていない。
「もしかしたら・・・」と思っているからです。
躊躇なく走っていたあの頃を思い出すと「素敵な時代だったなぁ」としみじみ思う今日この頃。
しかし、精神面ではかなり打たれ強くなって初めての客先での打ち合わせも平気になりました。
「出来ないこと」も増えるけど「出来ること」も増えているのでまあバランス的にはいいのかもしれません。
でも「風を感じながら走り回れたら楽しいだろうなぁ・・・」って思う。
垂直な壁を登るということ
「飛べるということ」