
30歳を過ぎた頃から日本酒を飲み始めました。
最初はそれほど「美味しい」と思って飲んでいたわけではなのですが、ここ10年くらいは「本当に美味しい」と思って飲んでいます。
いつもは行きつけの酒屋さんがあるのですが、ちょっと遠出をしたときなどに造り酒屋を見つけると、もうじっとはして居られません。
吸い込まれるようにお店に入りワクワクしながら日本酒のビンを眺めます。
店主に色々と話を聞きながら中身の味に思いを馳せて、全種類買いたいところをグッと我慢して、多くても二種類に絞ります。
その昔(半世紀前)、近所の駄菓子屋で小銭を握りしめて買うものを吟味した感覚そのものです。
そして手に入れた日本酒を、夕食時に封を開けてコップに注ぐ瞬間がとても好きなのです。
一口飲んで「おお!」とか言いながら、かみさんが作ってくれたおかずを肴に吞んでいる時間は最高に幸せなのです。