当社は60年前にこの立川の地で「錦熔接工業所」という名称で始まりました。
この名前を見てもわかるように当初は溶接がメインの会社でした。
「錦」は立川市錦町に工場が有ったので町名を頂いた次第です。
今は富士見町に工場が有りますが錦の名前はそのまま残しました。
今ではマシニングセンターやレーザー加工機やワイヤー加工機もあるので「溶接もするし機械加工もやりますよ」という少し幅を広げた金属製品製造業となっています。
先代もそうでしたが、私も現場主義ですので、溶接も機械加工も自分でやったりします。
溶接も機械加工もやればやるほど面白いので「飽きた」と思ったことはありません。
どちらも奥が深いのでやればやるほど(やってもやっても)新しく課題が見つかります。
そりゃもちろんどうすればいいのかの目星は早い段階でつきますけど、ものづくりはそこからが勝負ですので、最期まで油断できません。
どれだけ失敗したかわからないくらい手直しや再製作をしてきました(笑)。
笑っている場合じゃないときもありましたけど、経験値はそうやって上げてくしかないような気もしています(失敗しない方がいいにきまってますが完全試合は無いです)