当社のメインはフレームやベースの製作ですけど、試作や改造の依頼もあります
図面は有りますが、現物合わせという感じです
支給された製品を機械加工で一部削り落とします。
削り落とす前の形状を撮り忘れてしまいました・・・
この変な形の部品が新しく接合される部品です
プレスブレーキやレーザー加工機やワイヤー加工機を使って(これがあるから昔に比べたらどんだけ仕事がスムーズか)図面に近い形状にしていきます
そして接合。
Tig溶接します。
これも簡単ではありません、ダクタイルの部品にSUS304の部品を付けるのですから溶接割れが心配です。
気密部品ですから割れたらおしまいです。
ニッケルが多く含まれていてモリブデンが添加されたTig棒で溶接します。
モリブデンが入っていると耐割れ性が向上します。
溶接が終わっても安心できません、そのまま放置すると溶接後割れが発生する恐れがあるので、バーミキュライトのなかに入れて徐冷します。
このサイズだと2時間くらいしてから取り出せばOK!