一口にそうは言っても色んな「金属製品製造業」があります。
鉄骨、橋梁、バネ、プレス加工、機械刃物、鈑金、絞り、等色々。
金属製品製造は紙の工作や粘土細工の金属版と思っていただくとわかりやすいと思います。
曲げる(ベンド)、切る(レーザー切断 溶断 シャーリング切断)、くっつける(溶接)、延ばす(絞り 圧延)。
やっていることは同じです。
違うのはものすごくエネルギーを使うというところです。
そして工作機械はいいお値段です。
ものづくりはコツもいります。
覚えるのはそれなりに大変です。
でも、誰もが出来ることではないので、出来るようになると楽しいし頼りにされます。
出来ないと頼りにされませんが、それはどの業界も同じです。
自分の仕事が「出来るようになる」ことは大切なことです。
努力しないと「出来る」ようにならないのはどの世界、どの時代も同じです。
そしてその「出来る」がどれだけ役に立っているのかです。
高い機械を使って、努力して、出来るようになる。
役に立たないわけはありません。
この業界はBtoBがほとんどですので、実感が湧きにくいのですが、顧客がいる限りは間違いなく「役に立っている」なのです。