鉄は恒星の最後の姿です
太陽は水素が核融合してヘリウムに変換しながら「燃えて」いるのです。
それが炭素になりベリリウムになり酸素になり珪素になり(専門家ではないのでかなり端折っています)どんどんと重くなった元素は沈殿して最終的に恒星の芯が非常に安定している鉄になった時点で核融合は止まります。
ですので我々人類は石器から鉄器になった時点で「光」を手にすることが出来たとも言えるのです。
恒星の残骸を仕入れて、切ったり曲げたりくっつけたりしながら過ごす毎日はロマンにあふれているなぁ・・・
と思っているのは私だけかもしれません。
何処の恒星で作られた「鉄」かは知る由もありませんが、まさかにその恒星も当社でレーザー加工されたりプレスブレーキで曲げられたり溶接されちゃったりだなんて夢にも思わなかったことでしょう(笑)