鋳物と言っても金属の種類は色々あります。
鉄もそうですし、アルミ 亜鉛 真鍮 銅 銀 金
当社で修理できるのは鉄とアルミです。
鋳物の溶接が難しいのは製造工程(型に流し込む)に合わせて流れを良くするために素材が合金になっているところです。
鉄の鋳物でも出来るものと出来ないものが有ります。
何故なのかはちょっとわかりません・・・・
しかも小さな部品は溶接しずらいです(小技が効かない)。
今回の部品は多分最小の部類です。
しかもアルミ鋳物。
アルミは汚れたりしていると溶接が上手くいきません。
洗浄脱脂してから始めます。

この部品もポッキリと折れて、断面は綺麗に合わさります。

これも、仮付けしてから開先です。
それにしても小さい・・・

溶接してるうちに溶け落ちるのではないかとドキドキでした。

完成です